1巻の終わりでは、鬼殺隊に入隊する為に、最終選別へと進み、鱗滝の元で身につけた技で鬼に立ち向かう炭治郎の姿が描かれました。
その道中で大型の異形の鬼、手鬼と遭遇。
2巻では、錆兎と真菰の仇でもある手鬼を倒し、最終選別を生き残るストーリー展開。
鬼殺隊へと入隊し鬼狩りとしての初任務をこなして行く鬼滅の刃の2巻の見所を4つはこれ!
- 最終選別を終えて。
- 鬼殺隊としての初任務。
- 鬼の祖、鬼舞辻無惨との邂逅。
- 珠世、愈史郎との出会い。そして戦いへ。
それではこれから鬼滅の刃の2巻のあらすじと結末!そして感想や評判までをご紹介していきます。
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鬼滅の刃の2巻のあらすじ『鬼を連れ、鬼と戦う。』
家族を惨殺され、妹を鬼にされた主人公、竈門炭治郎。
唯一生き残った妹を人間に戻すため、これ以上鬼によって悲しむ人が現れぬよう、育手である鱗滝左近次の元で、鬼殺隊を志し一年に渡る訓練を受けました。
最終選別では手鬼を倒し無事に生き残った炭治郎は、鬼殺隊への入隊を認められます。
これ以上鬼によって悲しむ人が現れぬため、禰豆子を人間に戻すためにも、鬼狩りとしての任務を果たすべく、街へと向かいました。
果たして、炭治郎は鬼を倒し、鬼殺隊としての役目を全うできるのでしょうか。
そして、その先に待つものとは…。
最終選別を終えて。
最終選別を終えた炭治郎は、共に生き残った同期、吾妻善逸・栗花落カナヲ・不死川玄弥と顔を合わせます。
(嘴平伊之助は早々に下山しており、残念ながら姿はありません。)
この時点ではまだお互い名も知らぬ仲ではありますが、後に炭治郎にとって大切な存在となる彼らとの対面は、これからの彼らの成長を見ると感慨深いものがあり、注目ポイントの1つと言えます。
何故か鴉ではなく、雀が相方となった善逸の表情にも注目。
鬼殺隊としての初任務。
手鬼を討ち取り、炭治郎は最終選別に合格しました。
炭治郎は、最終選別から鱗滝さんの元へと帰ります。
眠りから覚めた禰豆子を見て安心する炭治郎、炭治郎を迎える鱗滝さんの優しさは必見です。
そこで刀鍛冶である鋼鐵塚さんと出会い、刀を受け取ります。
ここでの炭治郎と鋼鐵塚さんの微妙に噛み合わない話は必見で、辛く苦しい雰囲気の続くこの漫画の中では貴重なユニークさに溢れるシーンとなっています。
刀を受け取った炭治郎は鎹鴉の指令を聞き、禰豆子と共に鬼殺隊としての初任務へと向かいます。
ここから、炭治郎の過酷な戦いが始まります。
北西の街へと向かった炭治郎は、そこで少女を攫う鬼“沼の鬼”と戦います。
初任務で対峙する沼の鬼は、若い娘だけを狙い、喰った証としてその娘の大切なものをコレクションするという、悪趣味で卑劣な鬼です。
鱗滝さん直伝の水の呼吸で鬼を追い詰める炭治郎ですが、血鬼術により沼を作り出し自在に這いまわり、血鬼術で3匹に分裂する沼の鬼の前に苦戦。
その時、背中に背負う禰豆子が参戦し、戦いの様相は変化していきます。
鬼となってなお、人を守り、兄のピンチを救うべく戦う禰豆子との共闘は必見です。
禰豆子との息のあったコンビネーションで鬼を追い詰め、遂には鬼の頸を切り勝利した炭治郎。
改めて、鬼舞辻無惨への怒りと決意を胸に、次なる舞台へと足を進めます。
鬼滅の刃の2巻の結末とネタバレ『遂に鬼舞辻無惨と遭遇』
浅草へと辿り着いた炭治郎は、遂に鬼舞辻無惨と遭遇。
無惨は炭治郎の耳飾りに反応し、
部下に炭治郎の討伐を命じ、その場をさります。
浅草の街の混乱の中、珠世・愈史郎の両名と出会った炭治郎は、禰豆子を人間に戻すための方法を聞き、鬼を退治しつつ、鬼の血を集める決心をしました。
鬼の祖、鬼舞辻無惨との邂逅。
沼の鬼を倒し初任務を終えた炭治郎でしたが、息づく暇もなく、浅草へと向かいます。
そこで、物語の核とも言える、鬼の祖“鬼舞辻無惨”の姿を捉えます。
無惨へと接近を試みる炭治郎でしたが、無惨は意に介さず、すれ違う人を鬼へと変えることであしらいます。
しかし、無惨はそれでもなお啖呵を切る炭治郎を疎ましく思い睨みつけます。
そこで炭治郎の日輪の耳飾りを目にし表情が一変。無惨の顔色が変わります。
無惨は、炭治郎の耳飾りを見て過去を思い浮かべたようですが、これもまた物語の核心へと迫るシーンであり、見逃せない一幕と言えるでしょう。
更には、自分の顔を侮辱された無惨の凄まじい怒りにも注目。
自身を完璧に近い存在だと自負する無惨の絶対的なプライドが伺えます。
珠世、愈史郎との出会い。そして戦いへ。
浅草の道中で、無惨によって鬼にされた人を救おうとする炭治郎の前に現れるのが、珠世さんと愈史郎のコンビ。
自らも鬼でありながら無惨に対して並々ならぬ敵意を向ける珠世さんと、珠世さんによって鬼となり生き長らえることの出来た愈史郎。
この二人の登場が炭治郎にとって、更には禰豆子にとって重要な意味を持ちます。
珠世さんと愈史郎との出会いも、鬼滅の刃を語る上では欠かせないものです。
そして、無惨の怒りに触れた炭治郎の元に、刺客“矢琶羽・朱紗丸”の両名が現れ、物語は急展開を見せます。
珠世さんと愈史郎と共に、鬼と戦う炭治郎と禰豆子。
鬼と共に鬼と戦う、炭治郎らしい戦い方を見ることが出来る必見のシーンです。
朱紗丸の不規則な動きをする鞠の攻撃は凄まじく、炭治郎は防戦一方。
しかし、愈史郎の視覚を借り、朱紗丸の鞠を自在に動かす矢琶羽の矢印に気づきます。
無惨の血を分け与えられた“矢琶羽・朱紗丸”との戦闘で、禰豆子を人間に戻すためにも鬼を倒しつつ、血を採取する決意をしたところで2巻は完結します。
鬼滅の刃の2巻を読んだ感想
炭治郎が最終選別に合格し、鬼殺隊として認められたことから物語が一気に加速している印象を受けます。
手鬼を倒した時の、炭治郎の表情はとても印象的で、鬼に対しても慈愛の心を見せる炭治郎の優しさ、強さがよく現れており、主人公の魅力が引き出されていると感じます。
鋼鐵塚さんとの会話や珠世さん、愈史郎との会話で見せる真面目ながらもどこか噛み合わなかったり、意図せず失礼な発言をしてしまうところも、少し抜けた炭治郎のユニークさが表れていて、面白いシーンですね。
鬼となってしまった禰豆子の、鬼になったからこその並外れた身体能力も注目で、これからの炭治郎との共闘が楽しみです。
珠世さんと愈史郎のコンビも、魅力的なポイントの1つですね。
自らも鬼でありながら、無惨への敵意を見せる珠世さん。
珠世さんの過去、背景には何があったのか、大変気になるところです。
珠世さん至上主義で、珠世さんに対する好意に溢れている愈史郎は、禰豆子を醜女と言うなど、珠世さんに関わるものには敵意を隠せない(隠す気が無い)様子で、炭治郎と愈史郎は上手くやっていくことが出来るのか、今後が気になります。
戦闘シーンでは、鱗滝さんに鍛えられたこともあり、優れた判断力・適応力を見せ鬼と渡り合う炭治郎の格好良さも素敵です。
2巻では、炭治郎を取り巻く環境や人間模様の変化が描かれました。
今後の炭治郎・禰豆子の活躍が楽しみになる巻でした。
鬼滅の刃の2巻の名シーンと名言特集
この鬼滅の刃の2巻の特に印象に残ったシーンを名言と共にお送りしたいと思います。
『よく生きて戻った!!!』
(鱗滝左近次-第9話)
最終選別を終えて帰ってきた炭治郎を、禰豆子と共に抱きしめて鱗滝さんが放った言葉。
短い一言ではありますが、これまで育手として何人も自分のもとで大切に育てながらも、手鬼によって弟子を亡くしてきた鱗滝さんにとっては、炭治郎の帰還は計り知れない喜びだったことでしょう。
1巻の終わりでの、錆兎や真菰ら子どもたちと炭治郎の会話を聞けば、より一層鱗滝さんの想いが伝わってくると思います。
普段からお面を被っており表情の見えない鱗滝さんですが、このシーンでは涙を流してる様子が伺えます。
弟子が生き残る為にも厳しく接していた鱗滝さんの、本来の優しさが現れた名言です。
『失っても失っても生きていくしかないです どんなに打ちのめされようと』
(竈門炭治郎-第13話)
沼の鬼との戦いを終え、婚約者の里子さんを失った、和巳さんに言った言葉。
大切な人を失ったばかりの人に言うには余りに厳しい言葉に思えます。
実際に、和巳さんは炭治郎に向けて『お前に何がわかるんだ!!お前みたいな子供に!!』と怒気を込めて言い放ちます。
しかし、炭治郎もまた同じ。鬼によって大切な家族を失い、打ちのめされた過去があります。
それでもなお、妹の為、人の為に鬼を討つ覚悟を決めて生きていくことを決めた炭治郎。
炭治郎が言うからこそ、この言葉の重みは増しています。
和巳さんも炭治郎の表情からその境遇を悟ったのか、謝罪をしています。
炭治郎の優しさ、そして覚悟・想いの強さが現れた名言です。
鬼滅の刃の2巻読んだ口コミと評判
鬼滅の刃を2巻読んだ
アニメより展開は早く思えたけど
とにかくストーリーやセリフが素晴らしいと感じた— ダギリオダギレイ (@tapiyes) March 24, 2020
アニメから、原作に入った方も多いようですね。
ストーリーの素晴らしさや鬼滅の刃の大きな魅力の1つであるセリフの良さも好評のようです。
鬼滅の刃の2巻を読んだ。相変わらず少年漫画をしてる。主人公がすごく主人公らしい。主人公は強いけど成長しなきゃいけない感が出てる。
それにいかにも大ボスらしいキャラをサクッと出して、目先のわかりやすい目的をちゃんと明示してくれて続きを読むモチベを上げてくれる。
良い漫画だ。— まり (@kaori_tukisima) March 26, 2020
炭治郎の、主人公としての魅力に魅了される人も多いようですね!
続きが気になるストーリー展開の妙も素晴らしい!
鬼滅の刃2巻まで読んだ。
しかし、今のところ社会現象を起こすまでの理由がわからない。
これ、前評判がなかったら1巻でやめてたと思う。つまらなくはないが、面白いというほどでもない。
しかし、読み進めれば面白くなるということなので読み進めていく事にする。— TownSoft (@townsoft007) March 25, 2020
一方で、まだ面白さがイマイチ分からない…という人もいるようです。
ただ、ストーリーが進む度に面白くなるのが鬼滅の刃の魅力の1つですので、読みすすめて貰えると嬉しいです!
鬼滅の刃の2巻のまとめ
漫画も、アニメも絶好調の鬼滅の刃。
原作は最終局面にさしかかり、クライマックスの様相。
今夏には劇場版も予定されており、まだまだブームは終わりそうにありません。
どんな人物にも、鬼にも、過去があり、背景がある。
それぞれの想いを乗せて戦う者たちの物語は、常に進化を続けています。
人と鬼とが紡ぐ重厚なストーリーを見逃す手は無いでしょう!!

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